失踪人探し

失踪の理由や手がかりが必要

行方不明の虫眼鏡

失踪は、家族や知人が突然姿を消して連絡が取れなくなることを指します。 失踪の理由は様々ですが、事件性がある場合とない場合があり、失踪者を探す際には相手の意思やプライバシーを尊重することも大切です。

書置きのある失踪

遺書や書置きなどに命に関わる重要で深刻な内容が書かれていたら、警察や消防などの 行政機関に届けを出すのはもちろん、探偵社など民間機関や各種ボランティア団体など 思いつく限りのところに捜索依頼や協力要請することをお勧めします。 高齢者の失踪で特に痴呆がある場合は宿泊をすることなく徘徊することとなるので、 対応が遅れてしまうと取り返しがつかない事態を招く可能性もあります。 失踪後に残されたものから消費者金融やクレジット会社からの督促状が見つかるようだと、 多重債務が原因の失踪と考えて間違いないでしょう。 多重債務者の失踪は借金自殺につながる失踪となります。 借金自殺でない場合は夜逃げとなります。 生活していくための必需品など身の回りの物の多くが持ち去られて無くなっていない場合、 自殺に繋がる失踪の可能性が極めて高いため素早い対応が必要となります。

未成年の家出

未成年の家出は犯罪に巻き込まれたり、場合によっては事件に結びつくことがあります。 そのまま連絡が取れなくなり、失踪という形で帰ってこなくなるケースもあります。 最近では家出しても携帯電話でいつでも連絡が取れる場合が多く、その場合は安心感から 真剣に探さないことも多くあります。 しかし携帯電話が止まったり電話番号が変わったりすると、急にパニックになります。 そうならないためにも早い段階で探し出して、家出の原因を解決することが重要です。 またうつ病など精神疾患の場合は失踪後の行動パターンがなく、高齢者の失踪と比べても 体力があり行動範囲が広いため捜索が非常に困難になります。 見つけ出すには少しでも手掛かりになりそうなものを多く集めることが重要になります。

家出人捜索願い

家族や親類などが家出や失踪をした場合、まずは探偵へ依頼する前に警察署へ捜索願を 提出することが望ましいといえます。 本人の意思や保護者の承諾がないのにも関わらず住居地を離れその所在が明らかでない人を、 警察では「家出人」として扱っています。 捜索願を提出できるのは保護者や配偶者、その他親族、家出人を監護している者です。 家出人捜索願いの届出は最寄りの警察署・交番・駐在所ですることができます。 届出を出す際に必要な情報は、家出人の本籍、家出時の住居、氏名、生年月日、職業、 家出の日時とその原因や動機などがあります。 その他にも捜索に参考となる事項として、家出人の人相や体格、家出時の着衣、 車両を使用しているのであれば車両のナンバーなどがあります。